未来授業 第2回 阪本順治 Vol. 1587

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今週の講師は、映画監督・阪本順治さんです。

 

阪本監督は1989年に映画「どついたるねん」で監督デビュー。以来、逃亡する殺人犯を描いた映画「顔」や、金大中事件をモチーフにした「KT」など、数々の話題作を世に送り出してきました。

現在公開中の最新作は「半世界」。「半分の世界」と書いて、「半世界」です。

未来授業2時間目、テーマは『 半分の世界、もうひとつの世界  』

 

半世界っていうタイトルなんですけど、これは15年ほどに写真展を見に行きましたけど、戦争テーマっていう写真展で、その中では小石きょうしさんという写真家が撮ったものを展示していまして、で、小石きょうしっていう方は日中戦争の従軍カメラマンであった人で、従軍カメラマンっていうとは、任務として日本軍の勇ましい姿が撮ってくるのは任務なんだけど、ところで、撮ってきた写真は、任地・戦地のおじいさんとか、おばあさんとか、子ともとか、鳥とか、像で、路地裏での行先のスナフ(混乱)・ショット(连续镜头)で、その作品をまとめて、半世界っていうタイトルを掲げたんですね。

 

なんでなんだろうと、従軍カメラマンでありながら、こういう写真を撮ってきて、しかも半世界と、タイトルをつけると、どこに世界があるかわからないですけど、僕自身は、あの時代の大国の覇権主義の中で語られた世界っていう物と、こういう姿勢の、人々の暮らし、もう世界なんだと、これは地続き(毗邻,接壤)なんだと言えば、もう一つの世界っていう意味で、半世界のふうにタイトルつけられたかなと思って、で、まあ半世界っていう響きも含めて、その時の一応なんか、衝撃みたいな物があって、いつかこのタイトルを映画で使おうと思って、メモしたんです。

 

で、今回、本当地方としてささやかな話なんですけど、この小さな世界も今グローバルリズムとかで、語られている世界っていうと、まあ、地続きだよって、世界で起きている紛争とか、いろんな含めて、自分たちがこの小さな世界と地続きなんだよというふうにテーマを思ってできればいいなあと、例えば、僕は人類資金っていう映画で、グローバリズムっていうね、そうも去ったんだけど(这句话是听音写的,但句子意思不是很理解,如有同学听出,欢迎留言)、それまでは、新聞を読んでも、経済面をすっ飛ばしたし(迅速逃走)、ニュースも今日の株式市場で、チャンネルを変えたし、ただ、ある程度、学習して映画を望んていた時に、「まあ、いい年して、今頃気づくかもしれないけど、世の中にはすべて経済で回って、当然紛争もそうだし、外交もすべて経済なんだし、経済はなかなか庶民の目から本質は入ってこないと、でも、経済の何か動いている時、多分、その国だけではなくて、世界中の動きが連索してそうなっているし、だったら、自分達の生活、小さな生活面で経済を考える時に、どうやって世界の動きっていうのはかかってくるんだよ」っていうことも僕も覚えたし、みんなさんはどこかで、地続きを繋がってみてほしいってありますね。

 

ちょうどこれにも準備かかったな、59歳というですね、39歳ではないけれども、60という節目を迎えるに当たって、60の自分で、何が作れるだろうと、体力をなくして、発想もできることがないのか、そういうを思った時に、自分が冷静に自分の記憶、身の回りやという物を観察して、物事を作ろうとっていうか、非常に細やかな日常の中、表現とか、夫婦間っていう物があるとか、なんかというところをきちんと届くように、小さなことを結構考えましたね。

 

細部、まあ、今回もね、蜜柑の食べ方とかね、そんなことをするし、でも稲部君は何か飲む、食べるたびに、布巾で口を拭くんですけど、これは完全にぱあ(俗语,傻气)としてのくせなんですけど、そんな簡単な所で見つけちゃいけないだけど、何かそういう、誰もか、同じように過ごしいる時間を何かこう、リアルっていうか、うまくどうかしてもらえるように、共有してもらえるように、小ちゃいことをたくさん考えました。大仰(夸张,夸大)の映画はそこまで届かないですよね。大仰って言ったら失礼な、こういう日常を切り取った(原意为切下,砍下,这里指选取)映画だからこそ、楽しみかな。

这一期是一位导演,这次他对于经济方面的叙述,让我印象深刻。还有对于小人物电影各方面细致的把握,也让人感受到日本导演特有的敏锐和纤细,《半世界》的预告片里说:“这是一个放弃太早,焦虑太迟的年纪”。希望对生活抱有同样心情的我们,也能在这部电影里找到答案。

最后,欢迎关注~

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