未来授業 第3回 廣道純 Vol. 1568

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去年の秋、全国5つの会場で行われたイベント、「FM FESTIVAL 2018 未来授業 ぼくらの時代の生存戦略」。今週は、この一環として、大分会場で行われた特別公開授業の模様をお届けします。聞き手は、「SCHOOL OF ROOK」のとーやま校長。

 

高校生の時のバイクによって、車いすでの生活を余儀なくされた廣道さんは、そこから車いすスポーツに目覚め、400メートル、800メートル、5000メートルで日本記録を更新するなど、日本を代表する選手に成長。パラリンピックには4度出場し、シドニーでは銀メダル、アテネでは銅メダルを獲得しています。

 

16歳で事故に遭い、17歳でアスリートへの道へ。日本を代表する選手となった廣道さんは、ついにパラリンピックへ戦いの舞台を移します。

 

未来授業3時間目、テーマは・・・『パラリンピック、そしてプロへ』

 

—最初に出られたのは、、、、

—2000年のシドニー(悉尼)です

—おいくつの時ですか?

—26の時ですね。

—この写真は?

—はい、これ、シドニーの、これはね、ひょっとしたら、予選の時かな、マラソンの元世界記録をもっているハインツ・フライ(海因茨・弗雷,来自瑞士曾多次夺得奥运会冠军)っていう選手と、一緒に二人で予選走って、二人で抜け出して、余裕で、決勝に上がるという、、、で、このシドニーの直前にハインツの所へ行ってですよ。前回大会の金メダルリストでもあるし、世界記録を持っているハインツの元へ行って、シドニーパラオリピックに金メダルを狙いたいだから、練習、一緒にさして(させる的同义词)くださいってお願いして、でも、お前を倒すために、おれに指導してくれ、みたいな、そんな感じ。

—普通で見ると、ハー(对意外的事情发出感叹的声音)じゃないか

—ハーですよね。若かったら、そういう考えずに、合宿に行ったんですよ。そうしたら、家に泊めてくれて、毎日一緒に練習連れて行ってくれて、

—でかいですね、懐(胸怀)。

—もう全然スキル違って、一緒にシドニーパリンピックで戦ったんですよ。

—結果、シドニーでは、、、、

—結果は銀メダルを取って、隣金メダルがハインツですよ。勝とうと思って行ったけど、やぱり力で捩じ伏せ(强行压制,制服)られてしまうと、思うと、五メトール勝ったのに、というぐらいの0.1秒さえ、そんなぐらいです。

—それ、達成感なの、めちゃくちゃ悔しい、、、、

—めちゃくちゃ悔しさですね。届かんかった(届かなかった的转音)って、ハンドル(手柄)バー(拟声词,啪)を叩きながら、くそ!って叫んでゴールしているですよ。

—次は2004年のアテネ、、、、

—今度こそ金と思って行ったのに、結果は銅メタルやったんですよ。でもね、そうなんですよ。これはね、若手での真ん中の19歳のリチャードっていうの、突然出てきたんです。実は、2001年か2002ぐらいに、アメリカの大会で、一緒になっているんです。少年ですよ。子供みたいな感じで、「純、どうやってこうやっているんや、教えてくれ」みたいな感じで、近づいてきて、アドバイスしてやった選手なのに、2004年のアテネで、いきなり出てきて、正直、思惑(念头,期望,打算)していなかったですよ。それも、残り800メトール、僕の前にガーと出てきて、割り込んできて、二番手(第二位)で取られ、二番手でそのままラストの直前に出たところで、一を取ったんですよ。僕もそれはね、もう一歩、前詰めてて間に入れ刺されなかったら(我要是没被挤到前面人群里)、勝てたのにっていう所で、負けだ悔しさもあるけど、シドニーの銀は金が取れない「くそ!」と思ったのか、アテネの銅は、逆に4位の選手も競り合って(相互竞争,相互争夺)たんです。4人でどうなるかぐらいで舌戦やったんで、「あ~、メタルが取れた」っていうので、心から喜んだ。そのゴールした瞬間、、、、

 

—色的にはね、銅メダル一個下地(基础,底子)にするけど、(这句不是很有自信,我理解的意思是“从颜色上来说,已经有个铜牌保底了”,如果有听出别的意思的同学,欢迎在下方留言)

—取った感想としては、「やった~」って、

—そこから、今度2008年の北京8位入賞、、、、、

—それはね、もう自分の中では、もうこんな時にもリチャードがいますけど、リチャードも出てくるんですね。リチャードもメダル逃したんですよ。中国の選手が突然出てきたりとか、やっぱ4年ごとにね、そういう入れ替わりがある中で、この時8人全員、当時の世界記録を更新している。時代の流れっていうか、呆然(茫然,呆呆的样子)ですね。

—でね、12年ロンドンパラリンピックの6位されて、その中にプロになられたのは、、、、

—04年アテネの直前ですね。

—やっぱあるの、プロなるか、ならないかっての自分の中の違いとか

—日本でそれまでプロの世界にならなかったんで、プロの世界がない競技って、発展性がないというか、世界はあたり前にプロ選手、活躍している選手はほとんどプロでやってて、がっぽり(大笔,大把,一时得到或失去很多的样子)奨金も稼いてて、スポンサーがついている中で、日本はまだそうなっていなかった。で、最初に弟子入り(拜师)したハインツ・フライが、いつかお前が日本のプロになれるって、ずっと言ってくれたんです。で、結局それからなれたのは9年かかっていますからね。

—でも、広道さんはほかの障害者のアスリートの皆さんの気持ちもどこかで背負った運もあって、、、、

—それは、ありますね。

这一期比较简单,主要叙述了选手几年奥运会的参赛经历,其中比较有趣的应该算他和海因茨第一次见面了,从3,4回来看,海因茨确实对广道的影响很大,而且,今年61岁的海因茨现在仍旧活跃在各个轮椅马拉松大赛上,非常令人敬佩。欢迎关注!

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