三橋順子 (みつはし・じゅんこ)
1955年生まれ。性社会・性文化史研究者。
明治大学・都留文科大学・関東学院大学非常勤講師。主な研究分野はトランスジェンダー(性別越境)。著書に『女装と日本人』(講談社現代新書、橋本峰雄賞)、近著に「新宿 『性なる街』の歴史地理 (朝日選書)」がある。
今週の講師は、性社会 文化史研究者の、三橋順子さんです。
三橋さんは、ジェンダー・セクシュアリティ史を研究、トランスジェンダーとして日本で初めて大学教員に就任されました。今週は、来る10月11日(木)の世界カミングアウトデーを前に、改めてLGBTをとりまく問題を考えます。
近年、セクシャルマイノリティの総称の一つとして使われるようになった「LGBT」は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、そしてトランスジェンダーの頭文字をとった用語。
ひとくくりにされていますが、正しい理解がされていないことが多いと三橋さんはいいます。
未来授業1時間目、テーマは『 LGBTの基礎知識 』
文稿: